読書メモ

藤沢数希「損する結婚 儲かる離婚」

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結婚を離婚するときのお金の面から考えた本です。奥さんが専業主婦で離婚する場合は、痛い目に合うかもしれません。結婚の制度について考えさせられます。

印象的なところは、女性が年収の高い男性を求めるのは当然のこととしているところです。それが合理的だと。それだと年収の低い男性は結婚できないのかというと、そうではありません。年収の高い人と結婚できない女性が仕方なく、年収の低い男性と結婚するようになるため、むしろ結婚制度は年収が低い男性を救済する制度であるとしています。

読み進めるうちに、結婚する必要って何なんだろうって思えてきます。両親はもちろん結婚してますし、同年代の人も結婚していきます。結婚は義務ではないし、結婚しなくても子供をもうけて暮らしている人もいます。結婚にこだわる必要はありません。

人生は長いのだし、お互い嫌になったら別れればいいのに、お金の問題とか、子供の問題とか、親戚の問題とか、ややこしくなってきます。何か結婚に対する集団幻想なものが強すぎているように感じます。結婚がもっと軽いものになればいいのになと思いました。

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