ビジネス 読書メモ

週刊東洋経済編集部「船・港 海の経済学」(東洋経済新報社)

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海運の情勢についてまとめられているいい本でした。

海運って景気悪い印象がありますけれど、なんでかなとずっと思っていたんです。それは中国がWTOに加盟して輸送量が増えたので、船を発注して造ったところ、供給過剰になって、そこにリーマンショックも重なり、大打撃を受けたからみたいなんです。船の建造にはお金がかかるので、投資したのに売上で回収できなかったのでしょう。不運です。また造船業は日本はトップだったはずなのに、まず韓国に追い抜かれたのは、リストラされた日本の技術者が韓国に技術を教えたのも原因の一つみたいです。

日本の海運会社が環境対策に力を入れているのも印象的でした。そこに賭けてるわけですね。厳しい国際競争の中で、頑張ってもらいたいものです。

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