読書メモ

ハイディ・グラント「人に頼む技術」(徳間書店)

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人に頼まれることが苦手ですけれど、人に頼むことはもっと苦手です。ですので、部下に指示をすることすらできません。いつかどこかで使えることがあるかもしれないと、本書を手にしてみました。

印象に残ったのは、してはいけない頼み方です。頼むときには、相手をコントロールしてるような感じを出してはいけません。最近、部下が私に頼みごとをしてきたのですが、私を部下の都合のいいように動かそうという感じが伝わってきたため、実に不快な気持ちになりました。相手を不快にさせてしまっては、頼み事は聞いてもらえません。

それと人間は人を助けることに喜びを感じるということも、大事なことだと思いました。人を喜ばせるような頼み方をすれば、相手も自分も幸せになります。

会社で働くようになっていつの間にか、人に頼まないで生きることが当たり前になっていました。もう少し人に頼んでもいいのかなと気持ちが変わりました。

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