事実だけをきくと暗い印象になるところ、著者の明るさがそれを打ち消していて、読後感がよかったです。
婚活パーティーや結婚相談所で8年間を費やし、晴れて成婚退会までできたものの、結局は結婚しないことを決意していて、つくづく結婚は難しいものだなと感じました。
結婚するのが遅れれば遅れるほど、勢いで結婚するのが難しくなるのかな。
なんで結婚しなきゃいけないのか、分からなくなってきます。著者の結論もそこに行きつきます。
いいお相手に出会えれば結婚すればいいし、いなければ一人でいてもいい。結婚しなきゃとの思い込みから解放されれば、それほど結婚に心を思い煩わされることもない。
自分が何をしたいのか、見つめなおすことがこの問題を解決する手がかりかな。
