さてはて、インビザラインをするにあたって、精密検査まで行いましたが、矯正後に小さい歯にかぶせ物をしなければならないかもと、先生に言われました。かぶせ物?なるべくならしたくない。そこで被せものをしなくてすむ方法はないか、かかりつけの歯医者さんに相談にいきました。
すると被せないでも、歯に板を貼って歯の隙間をうめる方法があると教えてもらいました。いいアドバイスをもらった半面、インビザライン矯正を考えていることを伝えると、かかりつけ医は随分とこの矯正方法に懐疑的でした。まず、矯正医の判断は、親知らずのみ抜歯が必要で、他の歯を抜く必要はないとのことでした。かかりつけ医は、4番目の歯を抜歯しないと歯をきれいにそろえるスペースがないから、全体的に歯を外側に広げてスペースを作ることになる。すると歯根が露出してしまう可能性がある。歯根が露出してしまうと、歯茎を移植するという対応もあるが、これも完璧でなく、その後のメンテナンスが大変となる。
歯根露出。ムムムっ。調べてみると、インビザライン治療で歯根露出して、途中で断念してる人もちらほら見かける。これはリスクが高いのでは。それに私もアラフォーで歯の再生能力が子供に比べるとはるかに衰えているらしい。
しかし、4番の歯を抜けば、なんとかなるのでは?調べをすすめると、4番の歯は噛むのにはそんなに役に立っているわけではないけれども、この歯を抜くとかみ合わせに影響が出るという、非抜歯派の意見があるみたい。
まとめると、インビザライン矯正をするにあたって、4番目の歯を非抜歯だと、歯根露出のリスクがある。4番の歯を抜歯すると、かみ合わせが悪くなる可能性がある。
子供のころの早い時期に治療をしとけば、なんとかなったかもしれないが、もう手遅れだったんだな。インビザラインは矯正装置をつけないでいいという、夢のような治療法で憧れましたが、現実は厳しかったです。下手にいじって後悔し、医者を恨んで生きるよりは、今の歯並びと死ぬまで付き合っていこうかなと思った次第です。