読書メモ

荒川和久、中野 信子「「一人で生きる」が当たり前になる社会」

投稿日:

子供のころ、将来の夢を聞かれた女の子が、お嫁さんと答えていたのに、時代はすっかり変わってしまって、今や結婚しない人が増えてきて、これからもっと加速するようです。夫婦と子供二人を想定した標準家族モデルも、単身世帯が標準となる日はそう遠くないのかもしれません。結婚している年配の方からしたら、悲観する内容かもしれませんが、単身者が多数を占める将来は、結婚している人の方が少数になっているわけだし、どういう世の中になっていくか楽しみです。

本書は独身研究家の荒川和久さんと脳科学者の中野信子さんの対談です。荒川さんは独自にデータを収集分析されていて、自分で調べて考えようとする姿勢に好感が持てました。

とにかくいろんなデータが次々と出てくるので、この問題に関心がある方は参考になるかと思います。

-読書メモ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

M.チクセントミハイ「フロー体験入門」

やさしい本ばかり読んでいたので、学術的な翻訳の文章が読みにくくありましたが、フロー研究の第一人者が書いたフローについての説明は読んでためになりました。 フローというのは何かに没頭したり夢中になっていた …

メンタリストDaiGo「悩む力」

「クリティカル・シンキング」について易しく書かれた本です。他のクリティカル・シンキングについて書かれた本は、専門的で難しそうでしたが、本書は具体的に分かりやすく書かれておりますので、すぐにでも実践でき …

内田 貴「民法改正」

民法改正作業に当たっている最中に書かれた本です。改正後の民法についてはこの時はまだ分かりませんので、改正前民法でどのようなことが問題なのか論点がまとめられております。民法の歴史、国際的に見た場合の日本 …

no image

[第162回直木賞受賞作] 川越宗一「熱源」

歴史小説なのでちょっと固めです。 普段から読書している人向けか、歴史好きな人向けだなと感じました。普段本読まない人は読み切るのがきつそう。 本の内容は、アイヌの人々とリトアニア出身のアイヌ研究者が、歴 …

山口真由「「ふつうの家族」にさようなら」

家族について考えさせられるいい本でした。 弁護士である著者は、アメリカと比較しながら、法的な視点と自らの体験に基づいて家族について考えていきます。 この本を読んでいて、自分の中に、成人した家族が問題を …