読書メモ

荒川和久、中野 信子「「一人で生きる」が当たり前になる社会」

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子供のころ、将来の夢を聞かれた女の子が、お嫁さんと答えていたのに、時代はすっかり変わってしまって、今や結婚しない人が増えてきて、これからもっと加速するようです。夫婦と子供二人を想定した標準家族モデルも、単身世帯が標準となる日はそう遠くないのかもしれません。結婚している年配の方からしたら、悲観する内容かもしれませんが、単身者が多数を占める将来は、結婚している人の方が少数になっているわけだし、どういう世の中になっていくか楽しみです。

本書は独身研究家の荒川和久さんと脳科学者の中野信子さんの対談です。荒川さんは独自にデータを収集分析されていて、自分で調べて考えようとする姿勢に好感が持てました。

とにかくいろんなデータが次々と出てくるので、この問題に関心がある方は参考になるかと思います。

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