読書メモ

メンタリストDaiGo「悩む力」

投稿日:

「クリティカル・シンキング」について易しく書かれた本です。他のクリティカル・シンキングについて書かれた本は、専門的で難しそうでしたが、本書は具体的に分かりやすく書かれておりますので、すぐにでも実践できます。

普段、特に意識はしませんが、人間だれしも偏った考え方をしてしまいがちです。何年たっても同じ問題に悩まされ続けている人にとっては、本書に書かれたことを実践すれば、自分の思考のくせに気づき、問題解決への糸口を見つけることができるでしょう。

例えば本書で紹介される弁証法があります。ものごとのメリットをテーゼとし、デメリットをアンチテーゼとした上で、新しい解決策であるジンテーゼを考えるというものです。普通はメリットの面を生かす方法を考えがちですが、メリットを生かしつつもデメリットを解消する新たなアイデアを考えていくのです。

著者は、言わずと知れたメンタリスト。作家、ニコ生主、YouTuber。科学を根拠にさまざまな問題の対処法を分かりやすく解説している方です。

悩みの大小にかかわらず、本書で紹介される思考力を身に着ければ、きっとよりよい人生になることと思います。

-読書メモ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

ダニエル・ギルバート「明日の幸せを科学する」(早川書房 2013)

脳って思っているほど、立派な器官ではないんだなと思わされました。 本書では想像の欠点として3つ挙げています。 1. 未来のすべての出来事を想像することはできない。一部しか想像できない。 2. 現在を未 …

スーザン・ケイン「内向型人間が無理せず幸せになる唯一の方法」

この本を読んで本当によかったです。外向的に生きなければならないんだろうなと漠然と感じていましたが、内向型のままで自分らしい人生を送ってもいいんだと思えました。 また見た目は分かりませんが、内向型の人は …

竹内 正浩 「おっとりした人が最後に勝つ成功法則」(東洋経済新報社、2012)

内向型人間の生き方の参考になるのではと手に取りました。発刊が2012年と10年前に出ているのがすごいです。その頃はまだ内向型という言葉は今ほどには普及していなかっただろうと思います。ですからタイトルは …

高橋洋一「国民のための経済と財政の基礎知識」

テレビとか新聞で経済や財政について報道されるが、私は無知なので、そっくりそのまま受け取っている。国の負債が1,000兆円あって、資産が600兆円ですと伝えられれば、残りの400兆円もどうやって返してい …

浅田 すぐる「早く読めて、忘れない、思考力が深まる 「紙1枚!」読書法」

期待以上の内容の本でした。本の読み方、紙へのまとめ方が具体的に書かれています。また選書の仕方も書かれており、何冊もおすすめの本が紹介されますので、何を読んでいいのか分からない方は、参考になると思います …