昔「姿勢の教科書」を買って、座位用のストレッチの部分だけ読んで実践して満足していたのだが、あらためて眺めてみると、猫背用のエクササイズについても書かれていた。この本は専門用語で書かれているので、猫背を頭部前方位・胸椎後弯と表現するので気が付かなかった。私は猫背であるので、さっそくエクササイズを試してみた。胸椎の下に丸めたバスタオルを敷き仰向けに寝て、ひざは立て、両腕は万歳してあごを引く。脊柱起立筋がパニくってどこに力を入れていいか右往左往している。かなり効いていると実感した。夜寝る前にエクササイズをしたのだが、翌朝起きると、よく感じる背中の不快な痛みがまったくない。この痛みは猫背のせいだろうと背中を反らしてなんとかしようとなんども試みたけれども、効果がなかったのが、このストレッチは効果てき面だ。それと背筋が伸びたことで下あごが若干前に出るようになり、歯の食いしばりがなくなった。歯ぎしりがひどくて顎がだるい日もあり、気づくと無意識に歯を食いしばっていたのが、奥歯でかみ合わせていたのが前歯でかみ合わせるようになり、顎の負担が減った。ほんのちょっと顎が前にでただけで、これだけの違いがあるなんて、人間の体は恐ろしいほど微妙なバランスで作られているんだなぁ。
雑記 猫背用ストレッチ
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執筆者:allspring